昔むかし西暦661年、日本の都は朝倉にあったと言われています。「橘の広庭の宮」です。「橘」はその当時不老不死の薬を意味していました。日本の国の政は、朝倉で決定されていました。朝鮮半島百済救済も進められたのです。
斉明天皇とその皇子後の天智天皇、天武天皇もお住まいになられていたのです。日本で最初に「鬼」が出たところでもあり(日本書記)、小倉百人一首の第一首が詠まれたところでもあります。日本国の岐路を決める時期の都が朝倉に置かれていて、その都の名前が不老不死を意味する「橘」です。さらに朝倉の地を選ばれた斉明天皇はシャーマンであったといわれています。
現在「医者いらず」といわれている柿の代表的産地である、ここ朝倉は自然の恩恵を大切にしているところです。
私たちは、全国有数の柿の産地である朝倉から、昔から体にいいとされている柿で皆様のお役に立ちたいと願い、栄養価たっぷりの柿の葉を使った「柿の葉茶」の研究を行ってきました。地元柿生産組合とともに、高齢者でも作業しやすい栽培方法、安全・安心、しかも安定的に採取量を確保できるように取り組んできました。
また、名古屋大学医学部との共同研究により、高齢者介護施設・在宅における高齢者の消臭効果等の研 究に取り組んでいます。
近年、柿生産農家を取り巻く環境は、厳しく、高齢化や後継者不足、さらには価格の低迷、異常気象による生産量の低下などで農業経営が低迷しています。私たちは、「柿の葉茶」を通じて、厳しい状況の中にある柿生産農家の所得の向上と、高齢者でも生産活動に参加できる農業のシステムを作っていく事で地域の活性化を目指し、地域に根付いた企業として頑張っていきます。
代表取締役